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白昼堂々航行中

味方は愛と限りある時間

アイドルと私

※タイトルの通り、アイドル(ほぼジャニーズ)観の変遷を自ら追想する壮大な自分語りです。めちゃくちゃ長い。よろしければお付合いください。そして同年代の方、握手しましょう。

 
 1.入門

 男性アイドルが出てる番組を見るのが苦手だった。音楽番組でもドラマでも、リビングの大きなテレビにかっこいいお兄さんたちが映ると、すぐにチャンネルを変えていた。ちょっと恥ずかしかったのだ。彼らを見てる自分(ちょっとうっとりしているであろう)を見られるのが嫌だったのだというのもあったと思う。今より何倍も自意識が大きかったのだろう(今でも十分大きいので面の皮が厚くなっただけな気もします)。
   そんなくそ失礼野郎がアイドルに興味を持ったきっかけは、何を隠そう山田涼介くんである。中学生ぐらいのとき、兄(芸能情報に詳しい)の影響で連続ドラマ『探偵学園Q』(2007.7-9)を見始めた。その中で「なんだこの美少年は…」となったのが山田くんであった。主人公の仲間であるが敵対組織の後継(超解説)という役柄もあいまって、とてもミステリアスな美少年に見えた彼に興味を持った。何話だったか「(話を)僕にふるなよ…」というセリフがちょっと子供っぽくて最高に可愛かったのを覚えている。兄もその場面が大好きであった。そこで兄(もちろんジャニーズにも詳しい)は教えてくれた。「この子、ジャニーズだよ」と。なんということでしょう。あんなに苦手だと思っていたのに…。さすが血は争えない(親もとてもミーハーな人だった)。ちょうどこの時期、山田くんは期間限定版のHey!Say!7としても活動していた。(これも兄が見ていた)音楽番組で見た彼はキラキラの笑顔で、楽しそうで、ドラマのあの少年と同じ人だと思えなくて衝撃を受けた。さらにその後、JUMPが結成され、バラエティ番組『爆笑100分テレビ!平成ファミリーズ』の放送も始まり、日曜の昼に家族で見ていた。バラエティでの彼もまた違った感じがして、とても印象的だった(ライブパートを見るのはまだすこし恥ずかしくて、録画して後でこっそり見ていた)。

おそらく、 アイドルへの興味のスタート地点はこの辺りだろう。

 
2.ドラマ『バッテリー』 

  その後2008年4〜6月に小説『バッテリー』がドラマ化されることになった。もともと原作を読んでいて映画も見ていた作品だったので、どんな子が出るのかとても楽しみであった。それがなんと、巧も豪ちゃんもジャニーズだという(原田巧役:中山優馬くん、永倉豪役:高田翔くん)。なんてこったい。これはどんな子か確認しなくては、と調べてみた。巧役の子、めちゃくちゃ良い…切れ長の目とかぴったりじゃん…。ドラマが始まってみると、豪ちゃん役の子も笑顔があどけなくて、しかもしっかり坊主にしてて、それがとても似合っていて、すごく応援したくなった。巧の弟、青波(森本慎太郎くん)も可愛くて可愛くて。

 おそらく、このドラマの前後で『ザ少年倶楽部』を見るようになった。「巧が歌って踊ってる…」と妙な興奮をした覚えがある。本読み友達にも「巧が歌って踊ってるんだぜ…」と見せた(このときもまだ、録画したものを深夜に一人で見ていた)。

3.ふまけんにやられる
 
 そして話はまた山田くんに戻る。彼が出演するドラマ『スクラップティーチャー』(2008.10-12)である。山田くんが相変わらず美しくて、話も面白く、毎週楽しみに見ていた。
 ここで予期せぬ事件が起きた。いままで全く気にしていなかった中島健人くんと菊池風磨くんにやられたのだ。不良っぽい役だったはずだ。何話か忘れたが、カップルが図書館で勉強しようと話して去っていくのを見て、真似するところがあった。かわいく「一緒に図書館でベンキョしよ」「うん」とやりとりするのだ(DVDなど手元にないのであやふやですが…)。たったそれだけであった。それだけで、言いようもないときめきを感じてしまった。なんだこの2人は…。この子たちもジャニーズなのか…。うそだろ…。(この話も全くジャニーズなど知らない友人にした覚えがある。一生懸命、説明したら「それは可愛い」と賛同してくれて嬉しかった)
 その状態で私は少クラを見た。あの二人のきらきら笑顔…か、かわいい…そしてかっこいい…。時期は忘れたがこの2人の「あなたにお手紙書きましょう」は何度も再生した。ここで「シンメ」という概念を知った。ちょっと対照的にも見える2人が一緒に居ることでお互いを際立たせているように見えて、最高だった。
 このとき私は少クラは毎週おっていたが、雑誌を買うことはなかった。おこづかいの問題もあったのだろうが、自分はそこまでのファンではないみたいな変な遠慮と本屋でそういったものを買うことに恥ずかしさがあったのだと思う(よっ!思春期!)。それから、まだネットというものが自分にとって身近ではなくて、積極的でなければ雑誌でもなんでも情報がそこまで入ってこなかったのもあるかもしれない。よって舞台やらなんやらの存在など全く知らなかった。
 
4.高まりの落ち着き

 ふまけんがB.I.shadowとして活動して、3人が4人になって、ララリラを歌って(大好きでした)、with〜としてCDを出して…と、このころまでは細々とだが、テレビで追っていた。
 それから部活も忙しくなり、受験への準備も始めてあまりテレビも見なくなっていた時、Sexy Zoneのデビューが発表された。あんまり熱心でない私は、ふまけん以外知らなかった。この時、Jr.の仕組みやらデビューの定義やらも知らなくて、「デビューおめでとう!」とかはならず、とても他人事だった(いや、もちろん他人だから他人事なんですけどね…)。
  バラの花びらが全部散ってしまって茎だけになっても笑顔で踊る健人くんに尊敬の念を抱いたけど、同年代の彼がかなり奇抜なデビュー曲を歌っているのを見ると、「アイドルって大変だなあ」とそういう気持ちになってしまって、高まりはさらに落ち着いていった(同年代が立派にやっていることが息苦しくもあったのだと思う、比べるなんてほんとにおこがましいけれど)。

  受験が終わっても、少クラの放送時間が変わったり、課題に追われたりでほとんど触れなくなった。

5.少年ハリウッドで尊さに目覚める

  大学に無事入学した私は、課題に追われていた。相変わらず本は読んでいて、電車での読書が大切な息抜きであった。アイドルに関しては、たまにセクゾなどが音楽番組に出ていたら見る程度だった。
  そんな私はアニメ『少年ハリウッド HOLLY STAGE FOR 49-』(2014.7〜9)に出会った。

 「少年」という言葉に惹かれて見始めたのだが、最初は役者の卵たちがハリウッドデビューを目指す話だと思っていた。そしたらアイドルの話だというので、驚いてしまった。
  第1話「僕たちの自意識」では「恥ずかしさ」がテーマとなっている(全編通して描かれているが、特にこの回ではフォーカスされている)。「ハリウッド東京」という劇場で基本ステップの練習をやり続ける5人の男の子たち。そんな中、シャチョウ(ちょっとジャニーさんっぽい)は彼らに自己紹介を授ける。"アイドルの個性は人から決められたものの中にこそ輝くんです"と言いながら。アーティスト志望のシュンは"古臭い"と言い放ち、とても恥ずかしそうに気まずそうに自己紹介をする。見てるこっちが恥ずかしい、というやつだ。するとシャチョウは"恥ずかしいことを恥ずかしそうにやることが、どれほどまでに恥ずかしいか。なりきること、やりきること、それを大切にしなければ、アイドルはただの恥さらしになるという最高の例をシュンは今見せてくれました"と絶賛する。

これだ…!!

冒頭で述べたように、アイドルに対し私はなんだか気恥ずかしさを覚えていた。このアニメを見れば、その理由が分かるかもしれない、と私はこの先も見ようと決めたのだった。

  こうして全て(2015.1〜3に第2期『少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-』も放送された)を見終えた私は彼ら少年ハリウッドのファンになるのはもちろんのこと、「アイドル」というものに対しても、以前とは違って、尊い存在として捉えるようになっていた。また、この作品で始めてDVDやCDを買い、イベントやオフ会に参加し、雑誌を追うということをしたのも大きかったと思う。

6.平野くんにハマる

 前述した少年ハリウッドが2015年9月のイベントでひと段落しそうで寂しく思っていた私は(実際はそんなことなかった)、バカレア組が再結成されグループ名がついたらしいと聞き、久しぶりに少クラをみることにした。

 そこで私は平野くんにハマった。最初はもちろん、ストーンズ目当てで、しかもちょっと楽しみにしてる程度だったのに、ここまで(語るためにブログを始めるほど)ハマるとは思わなかった。「逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり」といった心境である。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花、じゃないけど写真でもしゃべってもパフォーマンスしてても素敵で、何がどこに落ちてんのかなんて分かんないなあ…と感嘆する日々である。

  どこが好きかと言われれば、魅力がありすぎて返答に困るのだが、強いて言うならば、たまに見せる、全てを許すような慈悲深い(ように見える)微笑みは1番好きな表情だと思う。まだ18歳の男の子に何を求めているんだ、という話ですね、気持ち悪くなってきてしまいました、失礼しました…。

  まだど新規ですので生でぜひ来年は現場に足を運んで生でパフォーマンスを見てみたいです(行けるかどうかは別です)。

以上、自分の中のアイドル史を語ってみました。(こう書くと、割と王道を突き進んでるのかな……??という感じもします)

  ちなみに、現在は家族の前でも少クラなどを観れるようになりました。リビングでまいジャニを見てた時は兄が「この子(永瀬廉くん)は知ってる」とか言い出して「さすが師匠…!」となりました。